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令和2年3月学長メッセージ


名市大は、名古屋薬学校(1884年設置)と名古屋市立女子高等医学専門学校(1943年設置)を源流とし、1950年に医学部、薬学部からなる公立大学として設置されました。その後、50数年の歴史を有する経済学部、20周年を2015年に迎えた人文社会学部・芸術工学部、2018年に20周年の看護学部と、2018年春に開設された総合生命理学部の7学部7研究科からなる総合大学に発展してきました。本学の特徴の一つは、学部の壁を越え、教職員が一体となって、優れた人材の育成、先端的研究の世界への発信、市民の健康福祉などの社会貢献に寄与していることです。

名市大は、2014年の開学記念日(10月28日)に「大学憲章」を制定し、それを踏まえ15年後の明るい未来を築く「名市大未来プラン」を策定しました。

「名市大未来プラン」には4つのビジョンを掲げています。
  1. 誇りを持ち、愛される名市大
  2. 名古屋市と共に発展する名市大
  3. 戦略性を持って世界に飛躍する名市大
  4. 経営基盤が安定した名市大

このビジョンのもとに、52のプランに取り組んでいます。その特徴の一つは、全学的、学際的なプランが17あることです。早速、その成果として、2016年には経済学研究科「医療経済マネジメントコース」、2017年には医学研究科「臨床医療デザイン学分野」、人間文化研究科「臨床心理コース」が開設され、予想を超える人数の学生が入学し、新たな学術分野を切り拓いています。

2018年度からは、第三期中期目標・中期計画期間に入ります。幸い、今期の運営費交付金等は、法人化当初にまで増額される予定です。私たちが願っていたまさに「V字回復」です。これらの名古屋市からの温かいご理解とご支援に深く感謝し、期待に応えることにより、市民に愛され誇りを持たれる名市大を目ざしてまいります。

「名市大未来プラン」が実現される頃には、名古屋市にはリニア中央新幹線が開通し、街は大きく変貌していることでしょう。名市大は、国内外の社会状況の変化を的確にとらえ、これからも弛みない改革をしてまいります。

私たちが目指す方向性をご理解いただき、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和2年3月 学長 郡 健二郎