ディプロマ・ポリシー
学部共通
人文社会学部では、
- 私たちの望む未来のために、今日の人間、社会、文化に関わる諸課題を人文科学・社会科学の視点から研究し、それらに分野横断的に取り組み、持続可能な社会の形成に貢献できる人
- 現代の地域社会や国際社会が直面する複雑な諸問題を多面的に考察し、他者と協働しながら実践的に解決していく知を身につけた人
- 多文化共生社会の実現に向けて、自らの意見や感情を他者に伝える技法、他者のそれに傾聴する態度を備えるとともに、対外的に発表・討論する能力やそれらを文章としてまとめる構想・表現力を身につけた人を育成するということを目的とします。
心理教育学科
1. 知識・理解
心理学・教育学を基礎として、人間の多様性、生涯発達および子どもの育成支援について十分に理解できる。
2. 汎用的技能
人の理解や保育/教育、生涯発達と環境に関わる諸理論、心理・教育の技法を、心理・保育・教育の現場で応用できる。
3. 態度・志向性
健全な生育および保育/教育環境について持続可能性の視点から研究し、子どもが生まれ育つ環境を批判的に捉え返しながら、子どもの権利が保障される場を創造する知を身につけている。
4. 統合的な学修経験と創造的思考力
人間の個性、生涯発達の過程また環境との関係の中で生じる多様性について総合的に理解することで、子どもの発達に関わる現代的諸課題の解決およびその健やかな発達を保障する教育と心理的支援に貢献できる。
現代社会学科
1. 知識・理解
社会学・社会福祉学・関連社会諸科学を基礎として、持続可能な都市や地域およびグローバル社会について現実を踏まえた構想力を身につけている。
2. 汎用的技能
地域社会で現に生起している社会問題群を的確に認識する社会調査の技法と分析能力を備えている。
3. 態度・志向性
都市問題や都市政策の実態および課題に対して積極的に学び、自他の人権を尊重する態度の重要性を理解している。
4. 統合的な学修経験と創造的思考力
多様性・多元性が高まる社会の中で、違いを認め、格差と差別を乗り越える社会のあり方を学び、地域社会の発展や協働・福祉に貢献できる。
国際文化学科
1. 知識・理解
人文科学・社会科学諸分野の幅広い教養を基礎として、グローバルかつローカルな視座から自文化と異文化の相互関係を深く理解できる。
2. 汎用的技能
日本語および英語その他の外国語の実践的な言語コミュニケーション能力を発揮し、プレゼンテーションや情報発信を積極的に行える。
3. 態度・志向性
自文化理解および自文化異文化の相互関係の的確な把握を踏まえ、国際社会の持続可能な発展に貢献できる。
4. 統合的な学修経験と創造的思考力
人類の文化と社会の特質を多面的かつ批判的に把握し、国際社会の諸課題に対し柔軟で実践的な解決力を身につけている。