2027年度〈新棟供用開始〉
名古屋市立大学が大きく生まれ変わる、キャンパス再編整備プロジェクトが進行中です。
再編整備により、学生の多様な学習や活動の支援、学問・分野を超えた革新的な研究の推進及び
地域連携・交流の促進に資する施設を実現し、
大学としての魅力を高めるとともに、人でにぎわう、活気あるキャンパスを目指します。
滝子キャンパス
(第1期整備)
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経済学部
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人文社会学部
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データサイエンス学部
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教養教育(全学部)
共生し、開き、繋がる
滝子キャンパスは、全ての学部の新入生らが対象となる教養教育科目の授業が行われ、多くの学生が利用するキャンパスです。
再編整備プロジェクトの第1期として、経済学研究科・経済学部及びデータサイエンス研究科・データサイエンス学部の研究施設、教室、図書館、食堂などを整備します。
歴史・自然遺産と共生し、地域と共生し、多文化と共生する。
学生の居場所として開き、地域に開き、世界に開いていく。
学部間で繋がり、地域・社会と繋がり、世界と繋がる。
魅力的で豊かな研究・学びの場となるキャンパスを目指します。
歴史・自然遺産の継承
八高古墳やソテツ広場、既存樹木などこれまで親しまれてきた歴史・自然遺産を保存し、キャンパスの新しい顔となる外構・アプローチ、建築内部からも古墳や緑のある景観が感じられる快適な空間を整備します。
地域に開かれたキャンパス
新棟の低層部には、地域に開かれた食堂や図書館、多目的活動スペース、大講義室を含む教室等を整備します。
自習、産学官連携、国際交流、イベントスペースなど、様々な活動が展開され、地域の方々との出会い・交流が生まれる場を計画しています。
学部間融合の促進
新棟の3階から5階には、専門性の高い研究環境を整えると共に、協創の場、発信の場、マインドセット形成の場となるラウンジ空間を整備します。新棟の低層部には、多目的活動スペース(産学官連携、国際交流、情報発信、自習、休憩などのスペース)や研究・活動内容の発信及びグループ学習のスペースを備えた図書館など、学部間の融合を促進する場を計画しています。
ウェルビーイングな居場所
キャンパスの隅々までいきわたる緑豊かなランドスケープ、様々な閲覧スペースを備えた図書館、多様な座席・空間を備えた食堂、多目的活動スペース、ラウンジ、屋外グラウンドなど様々な場所に学生の居場所を整備し、多様な学び・交流の場を計画しています。
多文化共生社会の実現
国際感覚豊かな人材を育成するために学生交流を推進する場を整備します。また、障がい者、高齢者、性的少数者、子育て世帯、多様な文化・宗教などすべての人に配慮したキャンパスとなるよう計画しています。
新棟イメージ動画
田辺通
キャンパス
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薬学部
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総合生命理学部
異分野融合型の革新的研究を推進
田辺通キャンパスは現在、薬学研究科や先端薬学・共同利用研究施設等が設置されています。
再編整備プロジェクトに伴い、理学研究科が田辺通キャンパスに移転することから、研究の拠点として新たな棟、食堂などを整備します。
自然科学領域を融合し、多様な人々が集う共創空間となるキャンパスを目指します。
キャンパス内の連続性
既存の薬学棟と新棟を、キャンパスモールと呼ぶ空間を通じてつなげることで建物間の連続性を高め、学部間の交流しやすさを高めています。
分野横断的な交流を
生み出す仕掛け
各分野を階層ごとにゾーニングした上で、各階の共用ラウンジを吹抜けや階段などを通じて立体的につなぐことで、異分野交流を促す分野融合型の革新的研究環境を整備します。
フロア内での偶発的交流
研究室をシェアラボとし、1 つの部屋内で複数の研究室を配置します。また、階段や吹抜け付近には共用のラウンジを配置することで、研究の合間の会話を生み、新たな発見が生まれる手助けをします。
地域との連携、研究等の発表
薬草園の見学会やサイエンスカフェを通じた地域の方との交流により、大学を身近に感じていただけるような取り組みを図っていきます。
新たな憩いの場の創設
理学研究科移転に伴い新たな憩いの場として食堂部分を増築します。食事の充実だけでなく、食事時間以外の利用も想定した家具等の設置により、豊かなキャンパスライフをサポートします。