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ダイバーシティ


ポジティブ・アクション


以下の数値目標達成に向け、ポジティブ・アクションに取り組みます。

「平成25年度までに女性教員比率24%」(女性研究者研究活動支援事業)
「平成29年度までに女性教員比率27%」(本学第二期中期計画)
「令和5年度における、女性上位職教員(教授・准教授)を60名以上」(本学第三期中期計画)

女性教員の登用促進について

「男女共同参画基本計画」(第2次)(平成17年12月27日閣議決定)に基づき、大学における女性教員の採用・登用における女性教員の割合向上に向けた積極的な取組が求められていることから、本法人にあっても、平成18年度から23年度までの中期計画において「女性教員の採用拡大のため勤務環境等の改善を図り、女性教員比率20%をめざす」という数値目標を設定したところである。

しかし本法人では、職員の女性比率は76.6%であるのに対し、教員は17.9%という結果となっており(平成20年12月現在)、一向に改善の兆しがみられず、教員への女性参画が遅れている。

そこで、別に策定した「公立大学法人名古屋市立大学次世代育成支援行動計画」を着実に実施し、勤務環境等の整備を行うとともに、女性の採用・登用の促進を図るため、次のように女性教員比率向上のための積極的改善措置(ポジティブ・アクション)を実施する。
  • 本学の教員採用において、各研究科の公募案内や募集要項に「業績と能力が同等であるならば、女性を積極的に採用する」旨の記載を加える。

  • 教員公募における男女別の応募者数の把握を行っている。

  • 女性教員数及び女性教員比率については、研究科別、職階別に集計し、関係委員会にて報告するほか、毎年5月現在の女性教員比率は、ホームページに公開するなどその進捗状況について学内外に公表している。
こうした取組の結果、本学の女性教員比率は22.9%(令和2年5月現在)へと着実に上昇(国公立大学の女性教員比率は19.7%(令和元年度学校基本調査))し、女性上位職者は58名と数値目標に近づいている。

引き続き、第三期中期計画で掲げる目標の達成に向けて、さらに女性の上位職教員(教授、准教授)の積極的な採用・登用を進めていく。