加藤弓枝准教授の著書が刊行されました
2023年3月、人間文化研究科 加藤弓枝准教授が執筆・編集に携わった「未来を切り拓く古典教材 和本・くずし字でこんな授業ができる」が刊行されました。
タイトル | 未来を切り拓く古典教材 和本・くずし字でこんな授業ができる |
著者名 | 同志社大学古典教材開発研究センター・山田和人・加藤直志・加藤弓枝・三宅宏幸 編 |
出版 | 文学通信 |
発行日 | 2023/03/26 |
内容 | 古典を学ぶ楽しさをどう伝えていけばいいのか。 古典を他人事にせず、現代と結びついたものとしてとらえ、少しでも古典に共感できるようにするためにはどうしたらよいか。和本やくずし字を用いた古典教材のあり方を提案する書です。 本書に収録するのは、教科書の古典とは違う、生きた古典の世界を伝えるための、誰もがプリントして利用できる、解答・解説付きのくずし字教材です。多忙を極める教育現場でも使えるよう、なるべく短時間で授業ができるようにしました。ぜひこれらを多くの方に使っていただければと思います。 問題だけでなく、本書は古典教育への新しい切り口を目指すべく、入門編として「古典への誘い方」「和本への誘い方」「くずし字への誘い方」という章立てで、現場から古典教育を再構築していく意欲的な取り組みを紹介します。こちらも大いに参加になる基礎知識・実践例を豊富に収録しました。 古典や古典籍は過去・現在・未来をつなぐタイムカプセルであり、自由に往き来できるタイムマシンでもあります。コミュニケーションツールとしての古典、あるいは、生涯を通して学び続ける喜びを生み出してくれる磁場としての古典を、本書を起点に多くの方々と考え、作っていければと思います。 |
ISBN | 978-4-86766-003-4 |
書籍情報URL | 文学通信 ※以下のサイトから全文ダウンロードすることもできます。 https://bungaku-report.com/kotekiri.html |
◆教員紹介:加藤弓枝 准教授(名古屋市立大学 研究者データベースにリンク)