名古屋市子どもに関する総合計画への提案と行政職員との意見交換
担当者 | 谷口由希子:人間文化研究科(心理教育学科)、准教授、(専門分野)社会福祉学 |
本企画は、名古屋市立大学の学生が、名古屋市の子どもを取り巻く課題について、フィールドワークを通して学び、課題と解決策について考察した結果を発表し、名古屋市子ども青少年局長はじめ、行政職員の方と意見交換を行ったものです。
発表を行った学生11名は、フィールドワークに行く前の事前学習として「なごや子ども・子育てわくわくプラン2015―名古屋市子どもに関する総合計画―」を学び、地域の課題について考察しました。その結果、フィールドワーク先として、1ひとり親家庭・生活困窮世帯の子どもたちへの学習支援事業、2ひとり親家庭の子どもの居場所づくり事業、3母子生活支援施設、4ひとり親家庭の文化スポーツ交流事業を選定しました。学生は、グループに分かれ、複数回にわたり事業実施先の見学を行い、子どもの支援に関わる実務家からお話を伺いました。これらの学びをもとに学生が議論を重ねた結果を名古屋市に発表することは、学生の社会参画の一環としても期待されます。
<提案のポイント>
1居場所事業に子ども食堂の機能を加える:手作りご飯の提供、地域巡回バスを利用した送迎の工夫
2学習支援事業の対象を小学生まで広げる
3ひとり親家庭の支援コミュニティを作る:ひとり親家庭と支援をしたい人のマッチング、ホームスティ
1居場所事業に子ども食堂の機能を加える:手作りご飯の提供、地域巡回バスを利用した送迎の工夫
2学習支援事業の対象を小学生まで広げる
3ひとり親家庭の支援コミュニティを作る:ひとり親家庭と支援をしたい人のマッチング、ホームスティ