NCUサステナビリティ・プレゼンアワード2024への参加報告
2017年度から高校の協力を得て、曽我研究室の主催で始めたNCUサステナビリティ・シンポジウム(2022年度以降NCUサステナビリティ・ワークショップに変更)が、今年度より本学SDGsセンターが主催となって、NCUサステナビリティ・プレゼンアワードとして生まれ変わりました。2024年11月3日(日)に開催されたNCUサステナビリティ・プレゼンアワード2024~「衣」から考えるSDGs~に人文社会学部心理教育学科曽我ゼミ有志4名が参加しました。トップバッターでの発表に緊張しながらも、これまでゼミで取り組んできた防災の活動を「衣」の視点から捉え直した意義ある報告をすることができました。以下、当日配布されたプログラムから抜粋と表彰結果、審査員の方々です。
① 名古屋市立大学人文社会学部曽我准教授ゼミ
「学校から社会へ広げる防災意識」
② 愛知県立一宮高等学校(1) 第三位
「Clothes to Cloth~毛七でSDGs」
③ 名古屋市立菊里高等学校
「大量生産、大量消費を止め、サーキュラーファッションを実現させるには?」
④ 名古屋市立大学人文社会学部サステナカレッジ第一位
「『ラベル剝がし』で世界が平和に?!」
⑤ 名古屋市立北高等学校審査員特別賞
「ファストファッションと高校生の私たち 」
⑥ 愛知県立一宮高等学校(2)
「あなたの衣類が世界を笑顔に~『古着deワクチン』を広めよう~」
⑦ 名古屋市立大学薬学部臨床薬学教育研究センター 第二位
「使用済み医薬品包装材 PTP シートリサイクルの試み 」
⑧ 名古屋市立菊里高等学校(制服委員会)
「SDGs の視点から見た菊里高校の制服リニューアルと私服併用化 」
審査員: 株式会社大醐代表取締役 後藤裕一氏
中部ESD拠点運営委員会委員長 竹内恒夫氏
名古屋市総務局企画部担当課長(企画・水に係る施策の調整担当)横山雅一氏
名古屋市立大学医学研究科 高桑修氏
同大学SDGsセンター長 林秀敏氏
各チームの報告後には、チーム混合によるワークショップがありました。各チームの報告内容をもとに、持続可能な都市名古屋に向けて、私たちは何ができるのかについて、意見交換をして、発表しました。以下に、ワークショップで発表された内容の一部を紹介します。
・SDGsに対して行動する人が少ないことを問題提起したうえで、周知するための方法を工夫し、周知のための行動をとること
・消費者意識を問題にして、日常から考えること、当事者意識を持てるようにしていくこと、伝える・知らせることをしていくこと
・SDGsへのアプローチも提案止まりにせず、あきらめずに、できることから取り組むこと
・知らないから他人事となるので、協力して、取り組んでいくこと。周りがやらないから自分もやらないと流されないようにすること
・問題を広め、興味を持ってもらうようにすること
今回報告した内容に共通するのは、当事者意識をもって、取り組むことでした。きれいごとに聞こえるSDGsですが、その達成への道のりは決してきれいなプロセスではありません。私たちに新たな習慣づけを求めるため、しんどさや面倒くささが伴います。それでも、参加者たちからの声には、それに取り組もうとする意志を感じました。
さいごに、ご参加くださった大学生・高校生、先生がた、ありがとうございました。またご一緒できる機会を楽しみにしております。審査にご協力くださいましたみなさま、ありがとうございました。一つひとつの報告にコメントをくださり、参加者の励みになったと思います。SDGsセンターの職員のみなさま、丁寧な準備と抜群の会の進行、ありがとうございました。
① 名古屋市立大学人文社会学部曽我准教授ゼミ
「学校から社会へ広げる防災意識」
② 愛知県立一宮高等学校(1) 第三位
「Clothes to Cloth~毛七でSDGs」
③ 名古屋市立菊里高等学校
「大量生産、大量消費を止め、サーキュラーファッションを実現させるには?」
④ 名古屋市立大学人文社会学部サステナカレッジ第一位
「『ラベル剝がし』で世界が平和に?!」
⑤ 名古屋市立北高等学校審査員特別賞
「ファストファッションと高校生の私たち 」
⑥ 愛知県立一宮高等学校(2)
「あなたの衣類が世界を笑顔に~『古着deワクチン』を広めよう~」
⑦ 名古屋市立大学薬学部臨床薬学教育研究センター 第二位
「使用済み医薬品包装材 PTP シートリサイクルの試み 」
⑧ 名古屋市立菊里高等学校(制服委員会)
「SDGs の視点から見た菊里高校の制服リニューアルと私服併用化 」
審査員: 株式会社大醐代表取締役 後藤裕一氏
中部ESD拠点運営委員会委員長 竹内恒夫氏
名古屋市総務局企画部担当課長(企画・水に係る施策の調整担当)横山雅一氏
名古屋市立大学医学研究科 高桑修氏
同大学SDGsセンター長 林秀敏氏
各チームの報告後には、チーム混合によるワークショップがありました。各チームの報告内容をもとに、持続可能な都市名古屋に向けて、私たちは何ができるのかについて、意見交換をして、発表しました。以下に、ワークショップで発表された内容の一部を紹介します。
・SDGsに対して行動する人が少ないことを問題提起したうえで、周知するための方法を工夫し、周知のための行動をとること
・消費者意識を問題にして、日常から考えること、当事者意識を持てるようにしていくこと、伝える・知らせることをしていくこと
・SDGsへのアプローチも提案止まりにせず、あきらめずに、できることから取り組むこと
・知らないから他人事となるので、協力して、取り組んでいくこと。周りがやらないから自分もやらないと流されないようにすること
・問題を広め、興味を持ってもらうようにすること
今回報告した内容に共通するのは、当事者意識をもって、取り組むことでした。きれいごとに聞こえるSDGsですが、その達成への道のりは決してきれいなプロセスではありません。私たちに新たな習慣づけを求めるため、しんどさや面倒くささが伴います。それでも、参加者たちからの声には、それに取り組もうとする意志を感じました。
さいごに、ご参加くださった大学生・高校生、先生がた、ありがとうございました。またご一緒できる機会を楽しみにしております。審査にご協力くださいましたみなさま、ありがとうございました。一つひとつの報告にコメントをくださり、参加者の励みになったと思います。SDGsセンターの職員のみなさま、丁寧な準備と抜群の会の進行、ありがとうございました。