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学部生が愛知県「事業系食品ロス削減 取組事例集」の作成に参加


食品ロス削減に向けて愛知県が2024年3月に発行した冊子「事業系食品ロス削減 取組事例集」の作成に、人文社会学部国際文化学科4年清住麻衣さんが大学生記者の一人として参加しました(参加時は3年)。
この冊子は、積極的に食品ロス削減に取り組む県内の食品関連事業者の事例をまとめたもので、県内の市町村や食品関連事業者などに配布されたほか、webサイトに公開されるなど県の普及啓発活動に活用されています。

【報告者】人文社会学部 国際文化学科4年 清住麻衣さん

2023年度(令和5年度)の8月から11月まで、愛知県が主催する「事業系食品ロス削減の取り組み事例集」を作成する企画に、大学生記者として参加しました。
フードロスに関心を抱いたきっかけは、以前アルバイトしていた飲食店です。そこで毎回大量の食材を廃棄することに心を痛めていました。そのため、フードロス削減に挑戦する企業の方たちの取り組みを間近で学びたいと思い、応募させていただきました。

この企画の目的は、食品ロス削減に取り組まれている企業の取組を紹介し、その促進を目指すことです。初開催となる今回は、愛知県の大学生17名が企業8社に取材しました。
私がお話を伺った企業様は、パッケージの工夫によって食品の賞味期限を延ばし、食品ロスを削減するという、初めて目にするものでした。
最初に、参加者全員で食品ロスの現状を学びました。次に、取材先の決定とインタビューの方法を教わりました。その後、チーム別に取材の事前打ち合わせを重ね、私たちのチームは9月初旬に取材先を訪問しました。そして、原稿の下書きをライターの方に推敲していただき、事例集の記事を完成させました。

冊子を手にする清住さん

取材を始める前は、記事のメインとなる事例を一つ教えていただき、それを深堀しようと考えていました。ところが、取材が始まると、食品ロスに関する様々な事例や、SDGsに配慮した製品を次々に説明していただきました。
取材後に、チームメンバーと話し合い、教えていただいた複数の取り組みを違和感なく記事に盛り込めるように工夫しました。その結果、取材先の企業様のお考えを反映した記事にできたと思います。
また、この企画を通じ、他大学のメンバーや、編集を助けていただいたライターの方など、普段は交流する機会のない人々から、自分にはなかった発想、考え方、文章力などを学べたことは、貴重な経験でした。
なお、この冊子は愛知県HPからダウンロードすることもできます。
ぜひご覧ください。

「事業系食品ロス削減 取組事例集」表紙

「事業系食品ロス削減 取組事例集」表紙