学部生が「難民支援はじめてガイド」を作成、取り組みは中日新聞でも紹介されました
2022年9月、人文社会学部国際文化学科山本ゼミ所属の学部3年生が、難民問題の現状や名古屋圏での支援団体の情報などをまとめた「難民支援はじめてガイドin名古屋」というパンフレットを作成しました。メンバーは蟹江梨乃さん、後藤琴音さん、鳥井楓乃さん、中村公美さん、平塚瑞季さん、村田実桜さんの6人。パンフレット作成に取り組んだ経緯や思い、これを活用した学内ワークショップについて聞きました。
難民支援はじめてガイド
私たちは、2022年の2月末以降、ロシアによるウクライナ侵攻によって避難民の方が来日されていることから難民支援について興味を持ち、難民支援という点から多文化共生を考えることをテーマにゼミの6人のメンバーでこの4月から活動を始めました。
難民に関するイベントに参加する中で、支援団体の方々から「学生には難民問題についての情報を広めてほしい」という声を頂き、多くの人に難民問題に関心を持ってもらうため、支援団体と難民問題に関心を持つ人々をつなぐパンフレットを作成しました。難民問題の現状について理解しやすいこと、そして具体的なアクションに繋がりやすいことに拘り、難民に関する基本情報、名古屋市内の支援団体の紹介、支援方法などを掲載しています。
下記をクリックすると、パンフレットのPDF版を見ることができます。また、名古屋国際センターにも置いていただいているので、手に取っていただけると嬉しいです。
難民に関するイベントに参加する中で、支援団体の方々から「学生には難民問題についての情報を広めてほしい」という声を頂き、多くの人に難民問題に関心を持ってもらうため、支援団体と難民問題に関心を持つ人々をつなぐパンフレットを作成しました。難民問題の現状について理解しやすいこと、そして具体的なアクションに繋がりやすいことに拘り、難民に関する基本情報、名古屋市内の支援団体の紹介、支援方法などを掲載しています。
下記をクリックすると、パンフレットのPDF版を見ることができます。また、名古屋国際センターにも置いていただいているので、手に取っていただけると嬉しいです。
難民問題ワークショップ
2022年11月10日(木)、私たちは大学の講義内で「難民問題ワークショップ」を開催しました。参加者に難民問題への理解を深めてもらい、自分なりの意見を持ってもらうことを目的とし、まずは難民認定や支援状況についての説明をし、その後2つのワーク(ディベートとシミュレーション)を行いました。
ディベートでは、自分なりの意見を持ってもらうことを目的に、「日本は難民受け入れを今後拡大していくべきか」というテーマで議論をしてもらいました。またシミュレーションでは、自分事として捉えてもらうことを目的に、シリア難民が日本に来るまでの困難を考えてもらいました。
参加者へのアンケートからは、ワークショップを通じて難民問題への関心度や理解度が上がった人が多いことがわかり、難民問題に関わるきっかけ作りができたのではないかと考えています。
また、参加者から出た多様な意見を知ることで、私たちも新たな考え方を学ぶことができました。
ディベートでは、自分なりの意見を持ってもらうことを目的に、「日本は難民受け入れを今後拡大していくべきか」というテーマで議論をしてもらいました。またシミュレーションでは、自分事として捉えてもらうことを目的に、シリア難民が日本に来るまでの困難を考えてもらいました。
参加者へのアンケートからは、ワークショップを通じて難民問題への関心度や理解度が上がった人が多いことがわかり、難民問題に関わるきっかけ作りができたのではないかと考えています。
また、参加者から出た多様な意見を知ることで、私たちも新たな考え方を学ぶことができました。