バックネル大学TA通信(2025年3月)
バックネル大学TA奨学生制度は、人文社会学部国際文化学科の学生をアメリカ・ペンシルベニア州のBucknell Universityに日本語のティーチング・アシスタント(TA)として9ヶ月間派遣するプログラムです。
TAと言っても補助的な役割ではなく、現地学生が受講する日本語の授業を一人の教師として授業計画から試験の採点まで担当し、それと同時に学生としても自分の好きな授業を各学期1科目履修することができます。
2024年8月から2025年5月までの第20期には、田中りもねさんと水間玲衣さんの2名が参加しています。
今回は、春学期も半分が過ぎ、プログラムの終盤を迎えた近況を田中さんが報告してくれました。
TAと言っても補助的な役割ではなく、現地学生が受講する日本語の授業を一人の教師として授業計画から試験の採点まで担当し、それと同時に学生としても自分の好きな授業を各学期1科目履修することができます。
2024年8月から2025年5月までの第20期には、田中りもねさんと水間玲衣さんの2名が参加しています。
今回は、春学期も半分が過ぎ、プログラムの終盤を迎えた近況を田中さんが報告してくれました。
【報告者】人文社会学部 国際文化学科 田中りもねさん
春学期も半分以上が過ぎ、自分の中で、今までの活動を振り返ることが増えたと感じます。
TAとしての仕事は、大変なことも多いですが、今では、教えることの楽しみが、準備などの大変さにまさっています。学生たちが頑張って日本語を学ぼうとする姿勢が、何よりのやりがいです。授業における課題に直面した時には、同僚の水間さんと試行錯誤して解決策を導き出しています。その解決策が上手くいった時には、大きな達成感があります。
TAとしての仕事は、大変なことも多いですが、今では、教えることの楽しみが、準備などの大変さにまさっています。学生たちが頑張って日本語を学ぼうとする姿勢が、何よりのやりがいです。授業における課題に直面した時には、同僚の水間さんと試行錯誤して解決策を導き出しています。その解決策が上手くいった時には、大きな達成感があります。
今学期は、先学期の「Drawing 1」に続き、「Drawing 2」という授業を履修しています。1の授業を取っていないと履修できない授業なので、他の学生のレベルも高いです。教授からの指示が少なめで、1で学んだ手法を用いながら自分なりに絵を描く、自由度の高い授業です。
これまでの私のバックネル大学での生活を一言で表すと、「新しいことにとことん挑戦」です。ここには、やってみたいと思ったことをすぐに実行できる環境がそろっています。例えば、デッサン、アクリル画、陶芸、K-popダンス、クライミングなど、私が現在空いた時間に楽しんでいるものの多くは、バックネルに大学に来てから始めました。道具や施設などの環境だけでなく、やさしくて頼りになる友人や素晴らしい人柄の教授など、人々にも恵まれていて、このプログラムに参加できていることの幸せを嚙み締めながら毎日過ごしています。
バックネル大学でTAとして活動できるのも、残すところ2カ月弱です。寂しい気持ちもありますが、やり残したことは何もないと思えるくらい、まだまだ新しいことに自ら挑戦し、充実した日々を過ごしていきたいです。
【Photo Diary】 |