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専攻概要

専攻概要


リハビリテーション学専攻の概要

臨床に即した実践的な学びと最先端の研究

リハビリテーションとは、ラテン語の「Re(再び)」+「habilis(ふさわしい)」を語源とし、「名誉や権利を奪われ、人間らしい生活ができなくなった人が再び人間らしく生きる権利を回復する」ことを意味します。
そこから転じて、「病気やけが、加齢により低下した機能の回復を図り、日常生活やスポーツ活動への復帰を支援する」ことを表すようになりました。
名古屋市立大学医学部保健医療学科リハビリテーション学専攻では、総合大学の利点を活かし、領域横断的にチーム医療を広く深く学ぶことができます。メインキャンパスはみらい光生病院(名古屋市名東区)に隣接し、市立大学病院のある桜山(川澄)キャンパスや一般教養を学ぶ滝子(山の畑)キャンパスとも連携します。

研究実績

領域横断的な教育・研究の推進により、多職種が恊働して実践する未来型医療の視点を持つ人材を育成し、創造的な医学研究を展開する基盤をつくります。

学会・シンポジウム

当専攻では、専任教員が大会長を務める学術大会の開催をはじめ、学会発表や論文発表など、積極的な研究活動を展開しています。大学での教育を通じて基礎的な力を涵養し、得られた新しい知見を広く社会へ発信することで、リハビリテーション分野の発展に貢献しています。教育と研究の両輪で、未来の医療と福祉に寄与する人材育成を目指しています。

国際交流・留学

世界最高峰の医学研究機関であるハーバード大学医学部との共同研究を通じて、治療法が確立されていない筋ジストロフィーや、より効果的な改善策が求められている高齢者の筋力低下に対する研究に取り組んでいます。
ボストンのラボでは、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、世界中から集まった研究者たちと共に、毎日新しい発見を目指して実験とディスカッションを重ねています。
本学からも教員が定期的に現地に滞在し、異なる文化や専門分野を持つ研究者たちと実験手法や研究アイデアについて活発な議論を交わしながら、両大学の強みを活かした独創的な研究を進めています。この国際色豊かな環境での共同研究は、患者さんの暮らしを改善する新しい治療法の開発とともに、将来の医学研究を担う人材育成にも大きく貢献しています。

他学部との学生カンファレンス

リハビリテーション科医師、薬学部教員のサポートを受けながら、理学療法士・作業療法士を目指す学生と薬学部の学生が一緒に症例検討を行う機会を設けています。病気の理解を深めるとともに、検査結果の読み取りや薬の作用・使用法について学びます。また、患者さんの自立した生活や社会参加を支援するために、各専門職が果たす役割を相互に理解し、異なる視点からアプローチする力を養います。こうした経験は、将来のチーム医療における円滑な連携の基盤となり、最適な医療を提供するための実践的な学びとなります。
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