ディプロマ・ポリシー

博士前期課程

大学院看護学研究科博士前期課程では、臨地における問題や課題に積極的に取り組む研究・実践能力を養うという教育上の目的に鑑み、以下の能力を有すると認められた者に対し、修了を認定し、修士(看護学)の学位を授与します。

人間の尊厳を理解し、広い視野に立ち、精深な学識を有している。
高度な職業倫理を有し、看護学・助産学の発展と探究に寄与し、保健・医療・福祉に貢献できる能力を有している。
修士論文コース(看護学領域および助産学領域)を修了する学生は、専攻する教育研究分野における問題や課題に積極的に取り組む研究・実践能力を有している。
専門看護師教育コースを修了する学生は、特定分野における実践、相談、調整、倫理調整、教育、研究に卓越した能力を有している。
周麻酔期看護師教育コースを修了する学生は、麻酔に関わる包括的ケアの実践能力と研究能力を有している。
助産学上級実践コース・アドバンスコースを修了する学生は、助産師として高度な助産実践能力と研究能力を有している。
助産師国家試験受験資格取得コースを修了する学生は、助産師としての基礎的な助産実践能力と研究能力を有している。
修士論文あるいは課題研究成果物は、研究目的(問題設定)、研究方法、実施、分析、考察の適切性、学術的発展性、倫理的配慮などの点で、修士の学位に相応する内容であり、学生はその研究能力を有している。

大学院看護学研究科博士後期課程では、健康生活支援や新たなケアシステムに関する研究を通じて看護学の学問的構築を推進できる優れた教育・研究者を育成するという教育上の目的に鑑み、以下の能力を有すると認められた者に対し、修了を認定し、博士(看護学)の学位を授与します。

科学の発展や技術の進歩に伴う医療の高度化、社会の構造の変化や国際化などに伴う健康課題の多様化に即した研究・教育を遂行するに必要な広い視野と豊かな学識を有している。
その広い視野と豊かな学識を十分に活用し、自立して、独創的で高度な研究活動を持続する意志と能力を有している。
博士論文は、研究目的(問題設定)、研究方法、実施、分析、考察の適切性、研究の独創性、学術的発展性と意義、倫理的配慮などの点で、博士の学位に相応する内容であり、その一部は参考論文として学術雑誌に掲載されている。学生はこれらの研究能力を有している。