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同窓会


看桜会(看護学部同窓会)

名古屋市立大学看護学部同窓会に至るまでのあゆみ

名古屋市立大学看護学部同窓会 初代会長 田中 道子

名古屋市立大学看護学部同窓会に至るまでのあゆみは、戦後の新看護教育制度により創設された名古屋女子医科大学附属高等厚生女学校(後、名古屋市立大学看護学校と改める)の第1期生(昭和27年3月卒業)のクラス会からはじまる。昭和40年3月第14期生の卒業を機会として同窓会整備の目的で発起人(代表 田中道子、井田節子、山田重子、石川八千代、松林貞子、清水ひろ子)により総会を開催、同窓会誌創刊号が発行された。そして名古屋市立大学看護短期大学部同窓会誌第1号まで続いた後、同窓会誌を名簿に変更・発行されている。

名古屋市立大学看護短期大学部同窓会は平成11年4月名古屋市立大学看護学部開学以来、看護学部と同一の同窓会となることを希望し、両同窓会の代表による話し合いが重ねられ、その機が熟した平成19年10月8日をもって看護学部と合併し、名称は「名古屋市立大学看護学部同窓会」となった。同年、同窓会合併記念誌が発行された。(平成27年9月記)
平成30年同窓会の総会員数は、名古屋市立大学看護学校卒業生1,018名、名古屋市立大学看護短期大学部卒業生1,068名、名古屋市立大学看護学部卒業生1,258名および同看護学部学生会員329名の合計3,673名である。本同窓会は「会員相互の親睦を図り、看護の向上と発展に寄与する」ことを目的に総会、親睦会および名簿発行等の事業が円滑に運営されている。

看桜会 第2代会長 挨拶

名古屋市立大学看護学部同窓会 看桜会 第2代会長 岡嶋良枝

第2.代会長として9年間の長きにわたり同窓会の発展を願いその運営に努めてまいりした。役員の労と協力、また大学関係者皆様方のご支援とご協力に感謝いたし会長退任の挨拶を申し上げます。

名古屋市立大学看護学部同窓会は平成19年10月8日名古屋市立大学看護短期大学部同窓会と合併し11年になりました。初代 田中道子会長はじめ役員一同、会則に基づき会を運営し順調な発展をしてきたと自負しております。

平成30年11月 看護学部開設20周年記念式典にあたり看護教育の歩みと同窓会の軌跡を振り返る好機となりました。看護学部は、名古屋市立大学の第6番目の学部として平成11年に開設されました。その母体は昭和6年を起点とした歴史と伝統のある学部であります。平成25年10月発行の同窓会名簿に名古屋市立大学歴史年表が掲載されており、また、名古屋市立大学歴史年表はウエブサイトでも検索できますのでご覧ください。平成31年4月現在本同窓会の会員数は3,673名となりました。長い歴史を重ね多くの同窓生を輩出し、臨床分野、教育分野、介護保険施設や地域、海外の災害救援と幅広く、また職能団体での役職を担う等、分野が広がり活動しております。同窓生の活躍はマスコミや書籍などで紹介され頼もしく誇りに思って居ます。今後は一会員として、会長はじめ役員を応援し同窓会の目的事業の遂行に努力していきたいと思っています。

平成30年11月17日の総会において、役員改選と同窓会の愛称「看桜会」が承認されました。岩田広子 第3代会長 にバトンを託し本会の発展が末永く広がることを祈念しております。
平成31年4月 吉日

看桜会 第3代会長 挨拶

名古屋市立大学看護学部同窓会 看桜会 第3代会長 岩田広子

初代会長、第2代会長のご挨拶から、名古屋市立大学看護学部同窓会の草創期、発展による再編期のご苦労がうかがえます。後輩として深く感謝申し上げます。どの時代においても現場を支える教職員及び学生の皆様のたゆまぬご努力で名古屋市立大学看護学部及び同窓会が発展し現在を迎えていると思います。

私は昭和26年生まれの看護学校22期生です。平成20~24年に名古屋市立大学病院で看護部長を務めました。当時は、看護学部と臨床現場の連携・協働による看護基礎教育の充実が求められ、平成22年に厚生労働省は「新人看護職員研修ガイドライン」により臨床現場での新人教育を努力義務化しました。同時期に文部科学省が看護師の人材養成システムの確立を目的として<看護職キャリアシステム構築プラン>を公募しました。現在では、大学病院と自大学看護学部が連携して行う基礎教育や現任教育は当たり前になりました。そこには多くの同窓生の支援があることと思います。

少子高齢化が進んだ現在、看護職への期待が高まり、医師の独占業務である診断・治療の一部(例えば、包括指示で血液ガス分析等を実施する・インスリン等の投与量を変更するなど)が実施できる「特定看護師」が制度化されました。また多死時代を迎え、厚生労働省は「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を発出し、「最後まで自分らしく」暮らす意思決定支援を看護職に求めています。急性期から在宅までの地域包括ケアシステムの担い手となっています。

このような時期の名古屋市立大学看護学部同窓会(看桜会)の使命は、看護学部の更なる発展と充実のために尽くすことと考えています。そのためには幅広く会員の皆様に情報を発信し、持てる力を結集して発揮できるよう工夫したいと思います。役員の方々はじめ会員の皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。
令和元年6月吉日

沿革

名古屋市立大学看護学校 沿革

昭和24年4月1日 名古屋女子医科大学附属高等厚生女学校設置、甲種看護師養成機関として発足
昭和25年3月25日 文部大臣より保健婦助産婦看護婦法(昭和23年法律203号)第21条第1号の規定による甲種看護婦学校の指定を受ける。
昭和25年4月1日 名古屋市立大学設置により、校名を、名古屋市立大学付属構成女学校と改める。
昭和32年9月1日 校名を名古屋市立大学看護学校と改める。
昭和42年10月15日 同窓会会則を決める。
昭和51年4月1日 看護教育法に基づく「専修学校」(専門課程)とし認可される。
平成2年3月31日 名古屋市立大学看護学校、発展的に閉校。

名古屋市立大学看護短期大学部 沿革

昭和60年6月 名古屋市議会において名古屋市立大学看護学校(昭和24年4月 名古屋女子医科大学附属高等厚生女学校として開校)と名古屋市立看護専門学校(昭和43年4月開校)と統合し、名古屋市立大学看護短期大学部を設立することが了解された。
昭和62年12月 名古屋市立大学看護短期大学部の設置認可
昭和63年4月 名古屋市立大学看護短期大学部専攻科助産学専攻の設置
平成3年4月 専攻科助産学専攻が学位授与機構の認定を受ける
平成6年4月 名古屋市立大学看護短期大学部看護学科、発展的閉校
平成14年3月 名古屋市立大学看護短期大学部専攻科助産学専攻 発展的閉校

名古屋市立大学看護学部 沿革

平成8年5月 名古屋市立大学評議会において平成11年度を目標に看護学部を設置することが了承された。
平成10年12月 名古屋市立大学看護学部の設置認可
平成11年4月 名古屋市立大学看護学部設置

役員名簿

役員一覧
(令和5年4月1日現在)
役職 氏名 卒年
名誉顧問 田中 道子 看護学校1期生
顧問 岡嶋 良枝 看護学校12期生
顧問 岩田 広子 看護学校22期生
会長 平岡 翠 看護学校28期生
副会長 脇田 恵美子 看護学校18期生
副会長 早川 則子 看護短期大学部1期生
副会長 雑子 侑里 看護学部8期生
理事 福留 元美 看護学校35期生
理事 水野 圭子 看護学校37期生
理事 足立 珠美 看護短期大学部1期生
理事 澤田 美和 看護学部4期生
理事 内藤 敦子 看護学部4期生
理事 岩渕 千聡 看護学部4期生
監事 井出 由美 看護学校27期生
監事 齋 藤子 看護短期大学部8期生
監事 糸魚川 一美 看護学部3期生

総会レポート

●令和5年度 名古屋市立大学看護学部同窓会(看桜会)総会を開催いたしました。

●過去の名古屋市立大学看護学部同窓会総会報告
●総会内企画
特別講演
  • 令和4年度
    村田佐知子姉 名古屋市立大学病院 副病院長・看護部長

    「卒業生の活躍」~同窓生へのメッセージ~
  • 令和5年度
    佐藤舞姉(看護学部18期生)岩手県中部保健所
  • 令和元年度
    石田京子姉(看護短期大学部2期生)名古屋市立大学病院 緩和ケア部 がん専門看護師
  • 平成29年度
    浅井春香姉(看護学部6期生)名古屋市立大学病院14階南病棟 日本看護協会「看護の日」看護週間事業入選
  • 平成28年度
    竹内三恵姉(看護学部1期生)ジャパンハート国際貢献活動
  • 平成27年度
    木野徳磨氏(看護学部2期生)独立行政法人国立病院機構 東尾張病院 副看護師長 精神看護専門看護師
  • 平成26年度
    藤野泰平氏(看護学部4期生)株式会社デザインケア みんなのかかりつけ訪問看護ステーション代表取締役
  • 平成25年度
    山口大輔氏 (看護学部4期生)名古屋市立大学看護学部助教
  • 平成24年度
    1)中井加代子姉(看護学校19期生)愛知県看護協会会長
    2)窪田和巳氏(看護学部3期生)日本医療政策機構

    (上記所属は発表年度の在籍を掲示)