開催報告:2024年度地域連携セミナーを開催しました。
2024年度地域連携セミナーを開催しました。
[掲載日:2024年07月30日]
開催概要
題名 | 「不登校」:あなたは何ができるか? 〜内的・外的要因を理解し「死」を防ぐ医療〜 |
講師 | 加藤善一郎氏 (岐阜大学大学院 医学系研究科 小児科学 連合創薬医療情報研究科 構造医学 教授) |
日時 | 2024年6月29日(土) 13時~15時 |
会場 | 名古屋市立大学病院 3階 大ホール |
参加者数 | 156名 |
参加費 | 500円 |
主催 | 名古屋市立大学看護地域連携センター |
実施報告
2024年6月29日(土)、岐阜大学大学院 医学系研究科 小児科学、連合創薬医療情報研究科 構造医学 教授 加藤善一郎先生を講師にお招きし、地域連携セミナーを開催しました。不登校の現状と要因、教育と医療の連携として求められる支援について、具体的事例による分かりやすいご講演により、不登校への理解を深めることができました。
受講者の感想(講演会終了後アンケートより)
- 現在の不登校の子どもをとりまく環境やそれに対する取り組みについて、事例を交えた現場レベルの話がきけて良かった。
- 不登校児の親なので、子供への接し方など参考になることが多かったです。子どもに振り回されようと思いました。共感できる内容も多く、支えてくださる方々に感謝です。
- 子どもの相談業務を行っている中で、不登校・域渋りの相談を多数受けており、内的要因・外的要因の考え方は実践レベルで参考になります。
- 小児領域は、子どもの身体と心を両方診ることが重要であること、様々な特性をもつ子どもに対して、何でも今すぐできることを求めてはいけないということが印象に残りました。子どもを尊重した関わりにおいて大切な視点だと感じました。
- 将来、教師を目指す私にとって、学校の現状を知られてよかった。小児科医が学校へ行って相談を行っていることを知り、子、親、先生にとってもすごく心の支えになる取り組みだと思った。