開催報告:2024年度 看護研究のすすめ「看護研究基礎セミナー『リサーチクエスチョンのつくり方』」を開催しました。
2024年度 看護研究のすすめ「看護研究基礎セミナー『リサーチクエスチョンのつくり方』」を開催しました。
[掲載日:2024年8月6日]
開催概要
題名 | 看護研究基礎セミナー「リサーチクエスチョンのつくり方」 |
講師 | 井上高博先生(名古屋市立大学大学院看護学研究科准教授) |
日時 | 2024年7月19日(金) 10時00分~12時00分 |
会場 | 名古屋市立大学看護学部棟、 対面とZoomによるハイブリットセミナー方式開催 |
参加者数 | 10名 |
参加費 | 2,000円 |
主催 | 名古屋市立大学看護地域連携センター |
実施報告
看護研究のすすめ「看護研究基礎セミナー 『リサーチクエスチョンのつくり方』」は、本学の教員を講師として対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。講義内容としては、最初に、リサーチクエスチョンの考え方と立案方法について解説しました。1)研究の目的を短文で明確に表現すること、2)研究計画に必要な基本要素を含むことを説明しました。
次に、エビデンスに基づく看護の意義について触れました。看護分野における個人や集団に対する健康増進やシステムの向上には新しい専門知識が必要なため、研究の重要性を話しました。そして、量的研究と質的研究の違いを実際の論文を用いて説明しました。
セミナーの後半では、参加者に自身の研究疑問(クリニカルクエスチョン)を作成し、共有してもらいました。その後、各参加者(またはチーム)の疑問をリサーチクエスチョンに変換するアドバイスを行い、質疑応答を通じて情報交換を図りました。
次に、エビデンスに基づく看護の意義について触れました。看護分野における個人や集団に対する健康増進やシステムの向上には新しい専門知識が必要なため、研究の重要性を話しました。そして、量的研究と質的研究の違いを実際の論文を用いて説明しました。
セミナーの後半では、参加者に自身の研究疑問(クリニカルクエスチョン)を作成し、共有してもらいました。その後、各参加者(またはチーム)の疑問をリサーチクエスチョンに変換するアドバイスを行い、質疑応答を通じて情報交換を図りました。
受講者の感想(講演会終了後アンケートより)
- 直接、先生からお話を伺う時間を頂けたことや、他部門の方々の疑問を聞く事ができて大変ためになった。
- 研究を進めていくとテーマの軸がぶれる事で最初にやりたかった事と大幅にずれる事が悩みであった。先生のお話を聞き大変、参考になりました。
- 個別に相談して頂けたので参考になりました。
- また参加する機会がありましたら次は対面で参加したいと思います。
- 基本的な講義でしたのでスタッフも理解でき進めていけそうです。また私も支援していく上で参考になりました