新型インフルエンザ実地訓練の実施について
名古屋市立大学医学部附属東部医療センター(以下「東部医療センター」という。)は、第二種感染症指定医療機関として、次の感染症危機への備えをより万全なものとし、平時への備えについて不断の点検・改善を行うため、名古屋市健康福祉局と連携して訓練を行います。
今回の訓練では、市民の生命や健康、経済全体に大きな影響を及ぼす恐れのある「新型インフルエンザの発生」に対し、市内で患者が確認されていない段階における疑い患者の対応について、実践的な訓練を実施します。
今回の訓練では、市民の生命や健康、経済全体に大きな影響を及ぼす恐れのある「新型インフルエンザの発生」に対し、市内で患者が確認されていない段階における疑い患者の対応について、実践的な訓練を実施します。
- 日時
令和7年1月10日(金曜日)午後1時30分から午後4時15分(予定) - 公開内容
(1)千種保健センター
・患者移送用バッグを使用した患者の移送
(2)東部医療センター
・患者移送用バッグを使用した患者の受入
・感染症外来での診察と検体採取
・検体搬送
・訓練想定
(1)発生状況
新型インフルエンザの初発患者はX国において発生し、日本国内でも発生が確認されているが、名古屋市内では発生していない状況。
(2)患者情報
千種区内在住の男性(30歳、妻と同居)が1月9日(木曜日)朝に発熱等インフルエンザ様症状を発症した。翌日になっても症状が改善しないため、1月10日(金曜日)午後、相談窓口へ連絡した。なお、男性はX国で新型インフルエンザと確定した患者と数回に渡り商談していた。 - 訓練内容
(1)新型インフルエンザ相談窓口での聞取調査及び関係機関との調整
(2)保健センターによる患者の受入調整
(3)患者移送用バッグを使用した患者の移送(取材可能)
(4)東部医療センターでの診察と検体採取(取材可能)
(5)検体搬送(取材可能)
(6)入院勧告
(7)情報伝達訓練 - 取材についてのご案内/取材を希望される場合は、名古屋市健康福祉局健康部感染症対策課(電話:052-972-3378)へお問い合わせください。
令和元年度訓練風景の一例