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令和7年度名古屋市立大学一般選抜(中期日程・後期日程)における試験問題について


令和7年度名古屋市立大学一般選抜(中期日程・後期日程)の試験問題において、試験実施後の確認の結果、以下のことが判明いたしました。

  1. 該当する問題と内容

  2. (1) 中期日程 薬学部
    理科[化学] 化学問題3 問3設問(1)〔配点4点(満点200点)〕
    設定した条件をもとに数値を解答する問題において、必要な値の設定が不足していたため、受験者が正答を導き出せない可能性があったもの。
    【具体的内容】
    化学問題3のリード文において、「必要があれば√2=1.41,√3=1.73,√5=2.24,√10=3.16を用いよ。」と記載していたが、問3設問(1)の正答を導くためには「√11」及び「√17」の値も使用する必要があり、必要な値の記載がないままでは正答を導き出せない可能性があったもの。
    【当該問題の受験者数】
    732名

    (2) 後期日程 総合生命理学部
    理科[化学] 化学問題1(1) 問1空欄5、問2空欄A及びB
    〔配点 問1空欄5 5点、問2空欄A及びB 各2点(満点200点)〕
    空欄に入る数値あるいは式を解答する問題において、問題文中の条件等が不明瞭であったため、受験者が正答を導き出せない可能性があったもの。
    【具体的内容】
    当該問題は、与えられた式と数値に基づいて導かれた数値あるいは式を空欄内に記させるものだが、問題文中のH2Oの電離に関する条件等が不明瞭であり、受験者によっては正答を導き出せない可能性があったもの。
    【当該問題の受験者数】
    62名

  3. 対応
    当該問題について受験者全員を正解とし、当初の予定どおり令和7年3月21日(金曜日)に合格発表を行います。

以上、ご報告するとともに、受験者はじめ関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします。今後はこのような事例が発生することのないよう、厳正、厳密に出題内容の確認とチェック体制の強化を徹底いたします。