2020年に開学70周年を迎える名古屋市立大学は、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、人々が健康への不安を抱える中社会貢献活動の一環として、本シリーズ「名市大ブックス」を刊行しました。
第2巻となる本書は、新型コロナウイルス感染症と救急医療の現場で戦う医師たちをはじめ、ストレスや孤独による「不安」とのつきあい方、新型コロナウイルス感染症の重篤化を招くとされるタバコや肥満について、咳が慢性的に出てしまう咳ぜんそくや胃食道逆流症のこと、今心掛けたい口腔ケアや栄養摂取についてなど、さまざまなトピックを紹介しています。

◆目次
1 「withコロナ時代の救急医療・災害医療」(医学研究科先進急性期医療学 教授 笹野寛/災害医療センター センター長 山岸庸太)
2「災害時に注意が必要な感染症」(医学研究科先進急性期医療学教授 松嶋麻子)
3「1次救命処置命はその場のあなたが救う!!」(医学研究科先進急性期医療学 教授 服部友紀)
4「東部医療センターにおける新型コロナウイルス対策」(名古屋市立東部医療センター 病院長 村上信五)
5「不安について知ろう!」(医学研究科精神・認知・行動医学 助教 今井理沙)
6「タバコによる健康被害」(蒲郡市民病院呼吸器特別診療科部長小栗鉄也)
7「咳ぜんそくってどんな病気」(医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学教授新実彰男)
8「胃食道逆流症とバレット食道がん」(医学研究科消化器・代謝内科学教授片岡洋望)
9「口腔ケアと全身の病気への影響」(医学研究科口腔外科学教授渋谷恭之)
10「生殖医療と妊娠適齢期」(医学研究科産科婦人科学教授杉浦真弓)
11「肥満を科学する」(医学研究科消化器・代謝内科学准教授田中智洋)
12「尿路結石の治療と健康生活へのカラダづくり」(医学研究科腎・泌尿器科学教授安井孝周)
13「骨のお話」(三重北医療センターいなべ総合病院院長相田直隆)
14「健康を支える食育」(看護学研究科がん看護・慢性看護学 准教授 小田嶋祐輝)

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