2021年4月に名古屋市立東部医療センター・西部医療センターを医学部の附属病院化し、国内最大の大学病院群となった名古屋市立大学。新型コロナウイルス感染症の影響が続き、人々が健康への不安を抱える中、社会貢献活動の一環として、本シリーズ「名市大ブックス」を刊行しています。
第9巻の本書は、東部医療センターの医師を中心とした執筆陣が、肺感染症、アレルギー性鼻炎、尿路感染症などの誰もがかかる可能性のある感染症から、加齢とともに不安が増える骨折、リウマチ、パーキンソン病、心臓血管病、脳卒中などさまざまな話題をご紹介します。

◆目次
1 「肺の病気を引き起こす異物たち」（呼吸器・免役アレルギー内科学東部医療センター 教授 前田浩義）
2 「鼻とその周囲の病気に対する最新治療～顔を切らない内視鏡手術を中心に」（耳鼻咽喉・頭頸部外科学東部医療センター 教授 鈴木元彦）
3 「胃に穴があく～原因はストレス?」（消化器外科学東部医療センター 教授 木村昌弘）
4 「気胸とはどんな病気？」（名古屋徳洲会総合病院 副院長 可児久典）
5 「この骨折、手術した方がいいですか?」（整形外科学東部医療センター 准教授 千田博也）
6 「関節の痛みを乗り越えて元気に生活するために」（整形外科学東部医療センター 教授 永谷 祐子）
7 「急増するパーキンソン病とあきらめない治療」（神経内科学東部医療センター 教授 山田健太郎）
8 「ペースメーカーよもやま咄」（循環器内科学東部医療センター 教授 村上善正）
9 「カテーテルで大動脈瘤を治そう～ここまできたステントグラフトの進化」（心臓血管外科学東部医療センター 准教授 水野明宏）
10 「脳卒中　治らない病気から治る病気へ」（豊川市民病院 病院長 松本隆）
11 「子どもや女性に多い尿路感染症～腎盂腎炎の治療法」（腎・泌尿器科学東部医療センター 教授 丸山哲史）
12 「チームで臨む慢性腎臓病の治療」（刈谷豊田総合病院腎臓内科 部長 小山勝志）
13 「知っておきたい薬用植物の知識」（薬学研究科生薬学 教授 牧野利明）
14 「病理診断科のお仕事、ご存知でしょうか？」（実験病態病理学東部医療センター 教授 稲熊真悟）

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