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研究・産学官連携・社会貢献


情報・通信


尿路結石患者の国内データ・バイオバンク設立研究(多施設共同前向き研究)

2019年9月17日
キーワード 尿路結石、データバンク、ドラッグスクリーニング
研究概要 本研究は、尿路結石症患者の臨床情報と検体試料を集め、保存するための前向き登録研究です。
本研究の目的は、臨床情報のみならず結石・腎組織・尿・血液から得られる情報において、尿路結石の形成につながる病態を明らかにすることです。
さらに、データ集積管理システム(Research Electronic Data Capture: REDCap)への臨床情報の蓄積より、生体試料の解析結果と臨床アウトカムの関係を明らかにし、オーダーメイドの薬物治療を開発することができます。
企業等への提案 尿路結石症は10人に一人が罹患し、世界3大疼痛としても知られる疾患です。有用な薬物治療が確立されておらず、社会的なニーズからこのような世界初の大規模データ・バイオバンクの設立に向けて従事してまいります。
今後の展望として、多施設にて尿路結石症患者の登録を行います。臨床情報の解析及び生体試料情報との関連解析から、バイオマーカーの検索、病態責任遺伝子の同定を行い、個別の最適治療の確立を目指します。
所属 医学研究科 腎・泌尿器学分野
補職 助教
氏名 田口 和己

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