令和4年度ひらめき☆ときめきサイエンス「病気から体をまもる研究を丸ごと体験してみよう」を開催しました
令和4年度 名古屋市立大学 ひらめき☆ときめきサイエンス 開催報告
プログラム名「病気から体をまもる研究を丸ごと体験してみよう」
開催日
令和4年8月23日(火曜日)
開催場所
名古屋市立大学 桜山キャンパス
実施代表者(所属・職名)
大石 久史(大学院医学研究科・教授)
受講生
高校生17名
令和4年8月23日(火曜日)
開催場所
名古屋市立大学 桜山キャンパス
実施代表者(所属・職名)
大石 久史(大学院医学研究科・教授)
受講生
高校生17名
プログラムの目的
病気から体をまもるには、病気が起きるしくみを理解して、その原因を取り除くことが必要です。私たちは「がん細胞」の特性を考えて薬をつくり、治療や予防にむすびつける研究を行っています。また「脳出血」を起こした動物の行動を詳細に検討することで、どのように病気が進行するかを明らかにしようとしています。
今回は、最近私たちが特許を取得した抗がん剤が「がん細胞」をどのように退治するかを観察してもらいます。そして、わからないことを明らかにして最終的に多くの人を救うような成果につなげていく研究の一端を是非体験していただきたいと考えています。
このプログラムでは「仮説の立案→実験法の設定→データ処理→成果発表と質疑応答」の一連の研究過程を体験しいただきます。
実験によって仮説が証明される醍醐味にくわえ、実験がうまくいかなかったときの原因考察、病気から体をまもる方策への展開を通して、研究の魅力を知っていただきます。
今回は、最近私たちが特許を取得した抗がん剤が「がん細胞」をどのように退治するかを観察してもらいます。そして、わからないことを明らかにして最終的に多くの人を救うような成果につなげていく研究の一端を是非体験していただきたいと考えています。
このプログラムでは「仮説の立案→実験法の設定→データ処理→成果発表と質疑応答」の一連の研究過程を体験しいただきます。
実験によって仮説が証明される醍醐味にくわえ、実験がうまくいかなかったときの原因考察、病気から体をまもる方策への展開を通して、研究の魅力を知っていただきます。
【当日のスケジュール】
午前9時まで 受付
午前9時から9時30分 開校式(学長による挨拶(研究の面白さ)、オリエンテーション、科研費の説明)
午前9時30分から10時 ミニ講義「くすりの作り方」(講師:酒々井眞澄 教授)
動物を扱う実験に参加する受講者に対する簡易講習
午前10時から11時30分 実験開始
午前11時30分から12時30分 昼食休憩およびランチョンセミナー「エピゲノムとは何か」(講師:ホッサム シャウキ 助教)
午後0時30分から3時20分 実験再開
午後4時00分から4時05分 医学研究科長による総括
午後4時05分から4時30分 「未来博士号」授与式(講義室)と記念写真撮影
午後4時30分 アンケート記入・プログラム終了
午前9時まで 受付
午前9時から9時30分 開校式(学長による挨拶(研究の面白さ)、オリエンテーション、科研費の説明)
午前9時30分から10時 ミニ講義「くすりの作り方」(講師:酒々井眞澄 教授)
動物を扱う実験に参加する受講者に対する簡易講習
午前10時から11時30分 実験開始
午前11時30分から12時30分 昼食休憩およびランチョンセミナー「エピゲノムとは何か」(講師:ホッサム シャウキ 助教)
午後0時30分から3時20分 実験再開
午後4時00分から4時05分 医学研究科長による総括
午後4時05分から4時30分 「未来博士号」授与式(講義室)と記念写真撮影
午後4時30分 アンケート記入・プログラム終了
【プログラムを留意、工夫した点】
- 受講生が取り組んだ研究内容は、3名の研究者が各人の科研費で行われた研究成果にもとづき立案されました。
- 受講生は実験の一連の流れを体験することで科研費による研究成果を理解し、研究が、どのようにして病気の原因の解明やその治療・予防につながるかを学べるように工夫しました。
- 受講生が3つのグループに分かれ、2人の受講生に対し1人の実施協力者(教員・大学院生等の指導スタッフ)を配置し、きめ細かく受講生を指導できるよう配慮しました。
- 実験にあたっては、準備・結果考察・成果発表練習を含めて計4時間(午前1.5時間、午後2.5時間)と十分に余裕を持った計画とし、受講生と指導スタッフがゆとりをもって取り組めるように配慮しました。特に、仮説が証明される醍醐味を感じることができるような実験を計画しました。
- 成果発表では、受講生がリラックスして説明できるように、また質疑応答に積極的に参加してもらえるよう、参加者全員で話題を盛り上げるような工夫をしました。
実験の様子
質疑応答の様子