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学部研究科概要

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挨拶


けんきゅうかちょう

名古屋市立大学
芸術工学研究科長・芸術工学部長
青木 孝義(あおき たかよし)

 芸術工学部は、1996(平成8)年に創設され28年目を迎えるユニークな学部であり、情報環境デザイン学科、産業イノベーションデザイン学科、建築都市デザイン学科の3学科で構成されています。芸術と工学の調和を目指す学問が「芸術工学」で、芸術工学部では、芸術・デザインから工学までの幅広いカリキュラムが用意されています。それは、社会では、知識の量だけでなく、それをどう料理するかという「デザイン能力」が求められているからで、芸術工学部は社会の様々な分野で活躍する多様な人財を輩出しています。
 芸術工学部の理念は、シンボルタワーに刻まれた「科学/技術」「自然/人間」「感性/芸術」です。医学部や薬学部、看護学部をもつ本学において、芸術工学部は設立以来「健康」「福祉」をキーワードとして掲げ、「ことづくり」から「ものづくり」まで、「デザイン」の視点を重要視してきています。その目的は、人類の「幸福」や「福祉」の実現です。
 大学、学部を選択する時に将来の目的が決まっている人は少なく、むしろ漠然としてる人や悩んでいる人の方が多いと思います。芸術工学部は、少人数教育を実践しており、学生と教員の距離が近いことで知られています。「やりたいことはひとつだけじゃない」と思います。私ども芸術工学部の教員は、みなさんが目指す将来像を実現するために最大限のお手伝いをいたします。興味、視野を広げ、夢、理想と情熱を持って頑張りたいみなさんをお待ちしております。