松本教授、静岡大学との共同研究成果で米国光学会誌Optics Expressに掲載!
[2019.09.24]
産業イノベーションデザイン学科 松本貴裕教授が静岡大学との共同研究成果で米国光学会誌 Optics Expressに正式に発表されました。
https://doi.org/10.1364/OE.27.028629
内容:
本学研究科 松本貴裕教授が静岡大学 冨田・根尾研究室と共同で、巨大光ビームシフト効果(Goos-Hänchen シフト、GH シフト)を生み出すことに成功しました。
この効果は、光反射面において、反射ビーム位置が入射ビーム位置に対して大きくシフトする不思議な効果です。
従来は、ビームシフト量を大きくしようとすると反射するビーム光量が非常に低くなる問題がありましたが、今回、表面プラズモン共鳴吸収効果とFano効果という2つの物理的効果を光学薄膜ナノ構造に取り込むことによって、ビームシフト量を大きくすると同時に反射率が1に近い状態を実現することが可能となりました。
本論文でデザインされた光学薄膜構造を利用することによって様々な光デバイス並びにセンサーを開発することが可能となります。
本成果は、「Giant and highly reflective Goos-Hänchen shift in a metal-dielectric multilayer Fano structure」というタイトルにて、米国光学会誌 Optics Express、 Vol. 27、 PP. 28629-28639 (2019). に掲載されました。
https://doi.org/10.1364/OE.27.028629
内容:
本学研究科 松本貴裕教授が静岡大学 冨田・根尾研究室と共同で、巨大光ビームシフト効果(Goos-Hänchen シフト、GH シフト)を生み出すことに成功しました。
この効果は、光反射面において、反射ビーム位置が入射ビーム位置に対して大きくシフトする不思議な効果です。
従来は、ビームシフト量を大きくしようとすると反射するビーム光量が非常に低くなる問題がありましたが、今回、表面プラズモン共鳴吸収効果とFano効果という2つの物理的効果を光学薄膜ナノ構造に取り込むことによって、ビームシフト量を大きくすると同時に反射率が1に近い状態を実現することが可能となりました。
本論文でデザインされた光学薄膜構造を利用することによって様々な光デバイス並びにセンサーを開発することが可能となります。
本成果は、「Giant and highly reflective Goos-Hänchen shift in a metal-dielectric multilayer Fano structure」というタイトルにて、米国光学会誌 Optics Express、 Vol. 27、 PP. 28629-28639 (2019). に掲載されました。