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SDGs活動紹介

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コモンマーモセット成体海馬ニューロン新生に関する新しい論文の掲載



活動の概要 慢性ウイルス性肝炎および悪性腫瘍の治療に使用される炎症性サイトカインであるインターフェロンアルファ(IFNα)は、患者に鬱病症状を引き起こすことがあります。我々は過去に、IFNα治療がマウスの海馬神経新生を減少させることを示しました。今回の研究では、コモンマーモセットを用いて、4週間のIFNα治療の結果を調査し、IFNα治療がコモンマーモセットの行動変化と海馬における神経新生の減少を引き起こすことを示唆しました。
活動の時期 2020年6月27日(論文発表)
関連URL コモンマーモセット成体海馬ニューロン新生に関する新しい論文の掲載
researchmap URL https://researchmap.jp/read0094185
関連する論文 Kaneko N, Nakamura S, Sawamoto K. Effects of interferon-alpha on hippocampal neurogenesis and behavior in common marmosets. Mol Brain 13: 98 (2020) doi: 10.1186/s13041-020-00639-9,
Micro report, Open Access, Published: 26 Jun 2020
期待される効果、今後の展望 霊長類におけるニューロン新生の特長について、今後さらに研究を進めることで、ヒトの脳疾患の病態解明や予防・治療開発に貢献する可能性があります。
所属 医学研究科 脳神経科学研究所 神経発達・再生医学分野
氏名 澤本 和延
専門分野 再生医学 神経科学

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