人文社会学部の学生が中区安心・安全・快適なまちづくりフェスタ2022に出展しました
活動の概要 | 2022年9月23日、名古屋市栄エリアのオアシス21 で開催された「 中区安心・安全・快適なまちづくりフェスタ2022」に、人文社会学部国際文化学科の山本ゼミが「遊んで学ぼう!多文化共生ってなに?」と題したブースを出展しました。当日は台風接近に伴う大雨にもかかわらず、3年ぶりの中区フェスタの開催に多数の人が来場し、多文化共生ブースではゼミ生が考案した2つのゲームを多くの方々が楽しんでくれました。 【神経衰弱ゲームチーム】 私たちのチームは中区に多く暮らしている中国、韓国、ベトナム、ネパール、フィリピン、ブラジルの人々の国の文化を紹介するために、これらの国々と日本を合わせた7ヶ国の伝統食や伝統衣装について遊びながら学ぶ、神経衰弱ゲームを考えました。当日は、多くの来場者の方がブースを訪れ、神経衰弱ゲームを楽しんでくれました。なかには勝負に勝ちたくてもう一度挑戦したいと、再度ブースに来てくれるお子さんもおり、一時は列ができるなど大盛況でした。 工夫した点は、神経衰弱のゲームを楽しんでもらうだけでなく、神経衰弱のカードに書かれた各国の伝統食や伝統衣装を詳しく紹介したチラシを作成して配布したことです。これによって、来場者の方に様々な国の文化に触れてもらい、多文化共生の理解を深めたり、興味を持ってもらったりする手助けになったのではないかと思います。 また、前に挙げた7ヶ国のうち好きな国旗を選んで、その国旗と一緒に写真撮影できるスポットも作りました。全体として、中区に住んでいる身近な外国住民の国の文化を楽しみながら知ってもらうことのできるイベントを行うことができました。 【やさしい日本語チーム】 やさしい日本語チームは、来場者にやさしい日本語に実際に触れて考えてもらうための「体験型紙人形劇」を実演しました。その人形劇のストーリーは、日本語が苦手な方が、生活するうえで目にする看板などの意味がわからずに困っているところを、来場者に看板の文章をやさしい日本語に変換してもらって、助けてもらうという、来場者も参加し体験してもらう形にしました。やさしい日本語をより身近に感じてもらうことを目標にして、病院や学校など、多くの人が過ごす日常生活にフォーカスを当てて、いくつかのパターンのお話を制作しました。 ブースには老若男女問わず多くの方が来てくれて大変盛り上がり、運営していてとても楽しかったです。しかし、そこで気づいたことは、やさしい日本語の認知度は想像よりも低いということです。そのため、今回のイベントを通して、一人でも多くの子どもたちや大人の方に、やさしい日本語について、単に知ってもらうだけではなく考えてもらうことができ、とても良い機会となりました。 |
活動の時期 | 2022年9月 |
関連URL | https://www.nagoya-cu.ac.jp/human/student/10211430/ |