高等教育院

　更なる教育改善に向けて、令和2年（2020）8月、従来から実施してきた各種学生アンケートの再整理を含む、教学IRに関する活動方針を定めた。今後は、学務情報システムの改修や学生アンケートの見直し、一般教養科目のカリキュラム改定などを計画している。一方で、これまでに実施してきた取組みを振り返り、どのような効果が得られたのか、期待通りの成果があったのかなど、定期的に検証することも必要である。教育の質保証を目指す取り組みに「これで終わり」というようなゴールはなく、試行・検証・見直しを繰り返しながら改善を重ねていくという、息の長い取り組みが必要と認識している。各学部での実態はどうか、形骸化していないか、学生はどのように考えているかなど、教員や学生の意見も取り込みながら、常に次の到達点を意識し、地に足の着いた全学的な教育改革を進めていきたい。