学部・研究科・附属病院の歴史

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総合情報センター

センター長挨拶

名古屋市立大学名誉教授
奥山 治美

総合情報センター長
三澤 哲也

 総合情報センターは、山の畑、川澄、田辺通、北千種の4つの図書館を管理する学術情報部門と本学の基幹情報ネットワークを管理する情報システム部門から構成される大学附属の独立組織として平成13年(2001)4月に発足いたしました。両部門とも大学における高等教育及び学術研究活動全般を支える重要な学術情報基盤であり、おかげさまで令和3年(2021)4月には20周年を迎えようとしております。この間、センターに対し賜りました、学内外の多くの皆様からのご厚情に改めて御礼申し上げます。
 この20年間、学術情報や情報システムを取り巻く状況は大きく変化し、特にこの10年は情報関連技術の飛躍的な進歩やグローバル化に伴う学術情報の量的爆発などが一層加速しております。センターでは、こうした環境の変化に応じ、電子学術情報の整備、図書関連サービスのオンライン化、無線通信環境を含むネットワークの強化などを推進してまいりました。また、機関リポジトリ、アクティブラーニングスペースの設置といった、大学図書館の新しい役割にも積極的に取り組んでおります。
 現在、センターを取り巻く環境には厳しいものがあります。電子学術情報類は年々高騰し、新しい情報技術への対応も常に必要とされています。また、老朽化と狭隘化が進む図書館の整備も大きな課題です。限られた予算の中でこうした事柄を各部局単位で考えるには限界があるでしょう。そこでセンターでは昨年、将来にわたる学術情報(図書館)部門の充実と情報システム部門の推進を「全学的、効率的、安定的」な視点から提言する、将来プランを策定し(詳細は年表)、教育研究審議会にてご承認いただきました。
  今後はこのプランをもとに、本学の学術情報・情報システムのより一層の充実に務め、大学における教育・研究・社会貢献活動の発展にますます寄与できるセンターを目指してまいります。
  今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

年表 ~総合情報センター誕生からの足跡~ 

平成13年(2001)4月 情報センターと図書館を統合し、「総合情報センター」に改組/初代センター長に神山眞一教授(経済学研究科)就任
平成15年(2003)4月 キャンパス間の接続を1Gbpsに切替/学生証を非接触ICカード(FeliCa)化したキャンパスカードシステムを導入
平成17年(2005)10月 図書館での市民貸出の開始
平成18年(2006)4月 センター長に鋤柄増根教授(人間文化研究科)就任
平成18年(2006)11月 My Libraryサービス開始
平成20年(2008)3月 SINET接続ポイントのネットワーク接続を1Gbpsに切替
平成20年(2008)4月 名古屋工業大学附属図書館との間で相互協力事業に関する覚書を締結
平成24年(2012)4月 学内利用者へ新刊情報をメールで知らせるサービスを開始/センター長に三澤哲也教授(経済学研究科)就任
平成25年(2013)2月 機関リポジトリシステムの本稼働を開始
平成27年(2015)1月 My Libraryサービスのスマートフォン対応を実現
平成27年(2015)3月 総合情報センター教育用システムの更新を完了/学生用無線LANスポットの設置
平成28年(2016)3月 OneDrive(オンラインストレージ)及びオンラインOfficeアプリケーションの学生への提供を開始
平成28年(2016)4月 山の畑分館(図書館)にアクティブラーニングスペースを開設/公立大学図書館協議会会長館に就任(~平成29年3月末)
平成28年(2016)6月 公立大学図書館協議会拡大役員会及び総会を会長館として開催
平成31年(2019)4月 中京大学図書館との相互協力事業に関する覚書を締結
令和元年(2019)8月 図書館の充実による教育研究支援プランを策定/名古屋市立大学における情報化推進の基本理念と方針及び情報システム整備方針を策定

名古屋市立大学総合情報センター

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