学部・研究科・附属病院の歴史
学部・研究科・附属病院の歴史
もはや今は昔、大学急増期に名古屋市立大学は発足したのだ。多分、特別なことはなかった。その後も多分、ない。が、時代の勢いに乗ってだろうが、地道に力をつけてきた、と僭越ながら思う。そうして、これまた大学課程の看護教育急増期に、この大学は看護学部を作り加えた。医学部看護学科ではなく看護学部としたのが何とも“すごい”。看護学なるものの素性いまだおぼろなるにもかかわらず学部をつくったのだ。当時の伊藤信行学長の“蛮勇”だったと思う。が、看護学部はこの大学にしっかりと根をおろした。開学部間もなく来校した文科省の視学委員が「看護学部をもっと大切にするように」と勧告したが、それは予算のこと、古い校舎のこと、などについてだ。実際は目に見えないところで全学に支えられ、新学部は順調に育ちきた。当時の各学部長先生方とは今も賀状を交換させていただいており、来し方をなつかしみつつ感謝を新たにする私である。
平成11年(1999)4月~平成15年(2003)3月 | 小玉香津子 |
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平成15年(2003)4月~平成19年(2007)3月 | 久米和興 |
平成19年(2007)4月~平成23年(2011)3月 | 山田紀代美 |
平成23年(2011)4月~平成27年(2015)3月 | 山本喜通 |
平成27年(2015)4月~平成29年(2017)3月 | 北川眞理子 |
平成29年(2017)4月~現在 | 堀田法子 |
平成30年(2018)11月17日
看護学部設立20周年記念式典 堀田法子学部長
平成28年(2016)年2月19日
山本喜通名誉教授の最終講義