学部・研究科・附属病院の歴史

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薬学部・薬学研究科

トピックス

卒業生からの投稿

病院実習

調剤室業務の様子
調剤室業務の様子

 この度は、名古屋市立大学開学70周年を迎えられたことを心よりお祝い申しあげます。
 私は2012年に薬学部薬学科を卒業し、現在は総合病院の薬剤師として勤務しています。臨床の現場で働きたいという思いが確固たるものになった契機は5年次の薬局・病院実習です。
 病院実習では主に呼吸器疾患の患者さまへの処方提案や吸入指導を行いました。これらの介入を通して患者さまのコンプライアンス向上や症状コントロール改善が得られたことで、医療従事者および患者さまへの適切な情報提供の必要性を再認識しました。
 さらに、薬局実習では施設患者さまの回診に同行、カンファレンスへの参加をしていく中で、患者さまの意思や置かれている現状を踏まえた上で、医療者が一体となって最適な医療を提供していくことが重要であると感じました。
 それと同時に、適切な薬物治療を通してその一助を担える薬剤師になりたいと思うようになりました。
実習での学びは現在の病棟薬剤業務の基盤となっています。
 薬は正しい情報が付随してこそ最大限の効果を発揮できることを念頭に、常に根拠のある情報を収集・提供し、副作用の未然回避やコンプライアンス向上に努めています。また患者さまへ最善を尽くせるように、積極的なカンファレンスへの参加や、医師・看護師以外のコメディカルとも常に情報共有を行い、多くの視点から患者状況を把握し医療の質向上に努めてます。
 今後より多くの経験を積んでいき、少しでも患者様の力になれるよう日々精進していきたいと思います。

 

調剤室業務の様子
調剤室業務の様子

河野 綾香(平成24年卒)