学部・研究科・附属病院の歴史
学部・研究科・附属病院の歴史
名古屋第二赤十字病院薬剤部にて
学生生活はまだ記憶に新しいですが、振り返ってみると、充実した6年間はあっという間だったように思います。特に印象に残っているのが研究室での日々です。薬学科では4年次から研究室に配属されますが、私は細胞情報学分野に所属し、がん抑制遺伝子に関する研究に取り組んでおりました。研究を進める上では、日頃より先生方に熱心にご指導いただいたことで、私自身、成長することができたと確信しています。また困難に直面した際には、研究室の仲間に助けられ、乗り越えることができました。先生方やその元に集まる学生の人柄は温かく、アットホームな雰囲気の研究室で、卒業時には寂しい気持ちでいっぱいだったのを覚えています。ただ、卒業後も研究室で出会った方々との繋がりは続いています。この繋がりは私にとってかけがえのない財産であり、これからも大切にしていきたいと思います。
現在は病院薬剤師として働き、病棟業務や薬剤部内での業務(調剤や医薬品管理、抗がん剤調製など)に携わっています。社会人となってから1年以上が経ちますが、業務の中で自分の知識不足を感じる場面も多く、毎日が勉強の日々となっています。名古屋市立大学の卒業生としての自覚と誇りを持ち、これからも努力を重ねてまいります。
名古屋第二赤十字病院薬剤部にて
長坂 真衣(平成31年卒)