学部・研究科・附属病院の歴史

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薬学部・薬学研究科

トピックス

国際交流

交換留学の思い出

薬学祭最終日の集合写真
左から、與那覇、宮路、篠原、George Leung先生、那須

 名古屋市立大学開学70周年並びに記念誌の発刊、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
大学での6年間は思い返すとあっという間でした。研究、留学、サークル設立、旅行、アルバイトなどやりたいことにはとにかく挑戦し、充実した大学生活だったように思います。大学生活の中でも、特に印象に残っているのは香港大学薬学部への3週間のインターンシップ(交換留学)です。主に研究を体験する傍ら、医療施設見学や講義に参加させていただきました。
  講義では ” 薬剤師としての患者の対応 “ を非常に重視している点が、日本と大きく異なると感じました。薬剤師としてどのような点を観察すべきか、そして薬学的な対応だけでなく生活上の注意や宗教アドバイスなどに重きを置いた講義内容でした。具体的な事例を通して何が問題でどう対応すべきなのか考え、それを先生及び学生同士でディスカッションすることで、学生の理解が非常に深まっていくように感じました。
  現在でも、この留学で知り合った友人とお互いの国の状況についてやりとりをする機会がありますが、考え方の違いに驚かされ、気付きを得ることが多々あります。国際化が急速に進む中で活躍していく為に、後輩たちにも留学などを通して異なる視点や知識を持つ人達との議論に挑戦して欲しいと思います。
 最後になりましたが、名古屋市立大学の益々のご発展を心より祈念いたします。


薬学祭最終日の集合写真
左から、與那覇、宮路、篠原、George Leung先生、那須

宮路 康平 (令和2年卒)