薬学部・薬学研究科

名古屋市立大学　馬術部

　馬術部は薬学部キャンパス内でも特徴的な施設である厩舎・馬場で日々活動しています。記録がなく、詳細は不明ですが、馬術部は戦前からの活動であり、創立当初は鶴舞公園付近に存在した旧陸軍騎兵部隊より馬術を習っていたという話を卒業生より伺っています。このことは馬術部が名古屋市立大学の部活動でも歴史ある部活動の一つではないでしょうか。
　現在の厩舎・馬場は薬学部キャンパスの建て替えと共に2009年に新築された比較的新しいものです。現在、部員12人所属し、馬匹は4頭飼育しています。最大で8頭まで飼育することが可能で、最大の8頭飼育していた時もあります。飼育する頭数は部員数などの兼ね合いで監督やコーチと相談して決めます。部員は現在、薬学部生だけでなく、他学部の学生も所属しており、多様な背景を持った学生で構成しています。また、大会やイベントを通じた他大学の馬術部との交流も盛んであり、多彩な交流を通じて学生生活をより一層充実させてくれます。
　最後に名古屋市立大学創立70周年記念誌に一部活動である馬術部が寄稿できることに感謝申し上げ、名古屋市立大学とその長い歴史と共に数多くの卒業生の学生生活に花を添えてきた馬術部が今後さらなる発展と活躍を切に期待しています。

林　知仁 （令和2年卒）