学部・研究科・附属病院の歴史
学部・研究科・附属病院の歴史
看護学研究科は博士前期課程、博士後期課程からなり、前期課程は修士課程として平成15年(2003)4月に、後期課程は平成17年(2015)4月に開設された。また平成20年(2018)度には前期課程に助産学領域を新設し、修士論文コースに加え、上級実践コースとして助産師国家試験受験資格取得コースとアドバンスコースを設けた。さらに看護学領域に専門看護師教育コースを設置し、クリティカルケア看護学分野が平成19年(2007)4月から、精神看護学分野が平成24年(2012)からそれぞれ急性・重症患者看護専門看護師、精神看護専門看護師の教育を開始した。
現在、博士前期課程の教育研究分野は、看護学領域に性生殖看護学、成育保健看護学、クリティカルケア看護学、慢性看護学、高齢者看護学、看護マネジメント学、感染予防看護学、精神保健看護学、地域保健看護学、国際保健看護学の10分野があり、助産学領域に助産学分野がある。博士後期課程は前期課程の10分野を再編成し、性生殖看護学・助産学、成育保健看護学、クリティカルケア看護学、慢性看護学、高齢者看護学で構成される 「健康支援看護学分野」と、感染予防看護学、精神保健看護学、地域保健看護学、国際保健看護学で構成される「ケアシステム看護学分野」の2つを設置している。
令和2年(2020)3月までの修士課程・博士前期課程修了者は253名、博士後期課程修了者は21名であり、毎年3月に修士・博士の学位取得者の論文等発表会を開催している(https://www.nagoya-cu.ac.jp/nurse/academics/graduate/presentation/archive.html)。また、前期課程修了生のうち助産師資格取得者は56名、急性・重症患者看護専門看護師資格取得者は13名、精神看護専門看護師資格取得者は5名である。