学部・研究科・附属病院の歴史
学部・研究科・附属病院の歴史
システム自然科学研究科(令和2年(2020)から理学研究科)では、令和2年(2020)9月までに博士前期課程修了生(修士号取得者)267名、博士後期課程修了生(博士号取得者)19名を送り出してきた。また、博士後期課程を単位取得退学後に学位論文を研究科に提出して論文博士号を取得した者は、13名となっている。以下では、就職先の業種の内訳に関して日本標準産業分類の大分類を参考にして分類しているが、多角的な経営を行う企業が多いなど理由のために、必ずしも正しく分類されていない可能性(多少の数値の誤差)があるので注意されたい。
前期課程修了生(修士号取得者)267名全体の進学・就職先の業種の内訳(社会人学生の所属先等も含む)は、割合が多い順に、製造業25.1%、博士後期課程進学15.7%、大学教員・その他教員10.9%、医療・福祉10.1%、情報通信9.4%、学術研究/専門・技術サービス業7.1%、公務3.8%、卸売業・小売業2.2%、その他15.7%となっている。
社会人学生を除く一般・外国人学生の修士号取得者は合計で195名であり、業種別の内訳は、製造業32.3%、博士後期課程進学16.9%、情報通信10.3%、学術研究/専門・技術サービス業9.2 %、医療・福祉5.1%、大学教員・その他教員3.6%、卸売業・小売業3.1%、公務2.1%、その他17.4%となっている。特に就職分野として割合が大きい製造業32.3%(63名)の内訳は、医療品30.2%、電気機器19.0%、化学17.5%、食料品14.3%、機械6.3%、その他12.7%となっている。
博士後期課程修了生(博士号取得者)19名の進路は、多い順に、ポスドク(学振特別研究員含む)6名、大学教員・その他教員3名、研究員(本学)4名、学術研究/専門・技術サービス業、医療・福祉、公務は各1名、その他3名となっている。博士後期課程を単位取得退学後に論文博士号を取得した13名の所属先は、多い順に、大学教員・その他教員5名、研究員(本学)3名、ポスドク、学術研究/専門・技術サービス業、医療・福祉、サービス業、その他が各1名となっている。
平成14年(2002)から平成27年(2015)に博士後期課程に入学した57名のうちで学位を取得した者の人数は、上記のように課程博士が19名、論文博士が13名で合計32名である。従って、入学者に対して博士学位を取得できた割合(博士学位取得率)は56%となっている。